鹿児島県の認可保育所で発生した食物誤嚥による死亡事故は記憶に新しいのではないでしょうか。
クニナ奏の杜保育園では、この事故をきっかけに看護師主催の「誤嚥に関する研修」を行いました。
子どもはどのようなものが窒息しやすいのか・口の大きさ・どのくらいの大きさのおもちゃが入るのか・特に危険な物など、子どもの生理的解剖を再確認し、窒息した時の対応方法と医療機関に行くまでの適切な流れについての研修を全職員に行いました。
5分の講義と10分演習は「乳児と幼児人形を使用した、背部叩打法とハイムリック法の練習」の時間を設けることで、過去に研修を受けている職員にとっては良い振り返りの機会となりました。
研修を終えた職員からは、「意外と知らない事実がたくさんあった」「方法は知っていたけど演習はしたことがなかったから、実践的になった」などの声を聞くことができました!
また、今回研修を主催してくれた看護師からは、「窒息介助のアルゴリズムを認識・実行できれば、万が一事故が発生した場合に慌てず対応できる。クニナ保育園の全体認識となって適切な行動が取れるようになってほしい」との言葉をもらいました。